あの日はあなたもご存知のとおり 降ってくるには絶好の星空でした ぼくは月のひかりに流されないよう 必死に流れ星のしっぽにしがみついて 夜のはじっこに着地しました 記念すべき初上陸に ぼくはといえば空を見上げて すっかり遠くなったあなたを探したもの…
夕焼けが一つ枝から落ちて 何かの終わりへ滑空する 去年の夏 白い窓辺に置いてきたジュースの缶と おんなじ色をした君のワンピース そのひらひらした裾は 僕の知らないやつだね 時計の針を5分進めてみたり 新しいスニーカーを買ってみたり 林檎を切らずに齧…
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