風を切る肌の熱さを 瞼の裏にひらめく鈍い瞬きを 不自由だと嘆く手足で わずかに わずかに 手繰り寄せる 私たちは目隠しをしたまま 暁の空を飛んでいるのだ
今しかない 今しかないの "不十分だ"ってだれかが言ったとしても 十分になるのを待ってたら次にいつ会えるかわからないわ 私たちときたら 不十分のふの字にも満たないくらい不十分なのだから 紙切れの上のカミサマサンが "まだ早い"って言ってたとしても 私…
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